雇用から見る日本衰退論について

2017/ 08/ 03
                 
最近ネット界隈で散見するようになってきた日本衰退論、全体的には正しいと思っています。

これに関して言うと、終身雇用制が崩れているにも関わらず、
相変わらず終身雇用制ベースの給与支給がされていますよね。
若者がババを引き続けるのが目に見えてるこの構造、問題があるんじゃないかと。
生産性上がってなくても昇給しちゃいますからね。
そりゃー優秀な若者は海外に逃げますよね。

前々から思っているのが、「リストラ」ってやりだすと歳を食った人から追い出していくわけじゃないですか。
結局あれって、スキルが年齢=給与ほど上がっていないから、ってのが理由なんでしょうけど、
そもそも技術ない人に給料渡してるのが判断ミスなんじゃない?って私は思うんです。
シャープが鴻海の支援受けたら即復活したのを見ればわかる通り、
なんか人の使い方とお金の使い方がおかしい気がするんですよねー。

この間、うちのブログにもコメントがあった話として、
「日本のミドル層以下は現状に疑問を抱かずに仕事をするように教育されている」
ってのはミドル層の私が感じるところとしても間違いなくあって、でもこれって今の世の中に対応していないと思うんですよね。
何も考えないでできる作業はそのうち機械にやらせたほうが安くなりますから。
その辺あれこれ考えると、衰退以前に、教育が間違ってるんじゃないかなーって思います。

労働者の権利とかももう少しちゃんと話したほうがいいですよね。
Twitterの絵描き界隈でよく出る話ですが、サービスはタダって考えを持ってる人が多すぎますよね。
あとはバイトへの要求が給料のわりに過大なこと。
ホテルマンクラスの接待がコンビニバイトにも求められてるの、あれおかしいですよね。
袋に入れなくてもいいくらいだと思いますよ、給料的に。

色々考えたときに
正社員=安定(給料が高いとは言ってない)
バイト=クズ(でもレベルは求める)
この構造がそもそも現代に合ってない気がするんですよね。
もっと簡単に仕事を変えられる/簡単に首にもできるようにしたほうが、
この人材不足の世の中で有効活用されると思うし、給与に関しても市場原理が働きやすくなると思うんですよね。
不景気になった時にどうすんだよ!って言われるかもしれないけど、
今の40代が就職氷河期であえいでた時に、余裕こいてた世代の人たちは
「選ばなければ仕事なんていくらでもある」ってほざいてたわけですよ。
新卒のタイミングでそのあとの人生が全部決まるよりはよっぽどいいと思うんだよなぁ。
ていうか首になってもしばらくはこまらんだけの給料配ればいいだけの話であって。
安い給料で飼い殺しされてる現状よりいいと思うんだけどなあ。

その辺、労働者の雇用維持で戦うところはあるけど、
給料を上げろ!って戦ってくれる組織って日本にないんですよね。
結局そこが一番ダメで、社会が育たない理由じゃないかな、って思います。
人材に金払わなかったらそりゃー育たないし優秀な奴はグローバリズムでよそ持っていかれますよね。

安倍がー!とか原発がー!とか言ってる場合じゃないと思うんだよーね、私。
このままみんなで貧乏になったらそれこそ戦争するしか打開策なくなりますぜ。

わしが作ったらバズるかな?
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コメント

        

昔は企業毎に労働組合があって給料交渉できましたけどね。その努力の残り香かしらんけど大企業は比較的給料高めです。その恩恵を受けてるのがおっさんてのはその通りだとおもいます。国鉄の問題とかもあって労働組合が形骸化&衰退したのもあるんでしょうなあ
>未記名
本来は労働組合は給与交渉、雇用の維持が仕事なんですが、政争の材料に使われてる実情もあり。

メーデーに原発反対!とか言ってるのは本当に頭湧きすぎ、あれで若者が入ってこない!とか言ってるからぶん殴りたいです。
別に高給取りではないけどこういう時、好きな仕事で飯食えてるって余計な判断材料に振り回されなくて良かったとつくづく思いますね。
パートタイマーの立場として、、、
今は、私の様な厄介者を組合の会議に参加させない制度(笑)が出来上がっているので、声を荒らげて物申す事が中々出来ない状態なのですが、かつては雇用制度の見直しを訴え続けていました。

まずは『昇給』に関して。

全ての会社で導入されている訳では無いと思うのですが、年数や昇給試験に合格して昇給し続けるんですよね。そして降格しない(しにくい)ので、レベルが下がってもその等級の給与を貰い続ける。後から入った人材が優秀だったとして、昇給試験を受けたくても、その層に人が溢れていると人件費の兼ね合いで受ける事すらままならない事も。

なので要望したのは、試験の頻度を上げて昇給、満たない者は降格し、仕事の水準を維持する事。

『社員代行』

パートタイマーやアルバイトに社員の代りをさせるという制度なのですが、仕事の内容は社員と変わらなく、給与もまぁ言うほど差はなくなるのですが、ボーナスや退職金は社員扱いにはなら無い。おかしいだろと。
パートタイマーやアルバイトは、本来なら社員でもやれる人材なのに、家庭などの事情で社員になって無いケースもあります。つまり、その様な方にはメリットは無い。気が付いちゃう人は代行何てならないですよね。

なので要望したのは、働き手に対価を払いなさい。

『定年引き上げ』

年金が支給される年齢が引き上げられたり、雇用の確保が難しくなったり、その他色々あって定年が引き上げられてきています。
そして、定年を延長した場合は元々そこで仕事をしていた人達が、同じ仕事内容なのにも関わらず、誕生日を堺に7割くらいの給料になります。
逆に、雇われている側には「もっと雇用年数を延ばして欲しい」とか「給料上げて欲しい」と言うのも有ります。
企業によって、雇える従業員数は限りがあり、しかし新しい人材を入れて行く必要もありますが、教育環境を整えるのは大変です。

なので要望したのは、能力のある人は人材育成にまわす。一定の基準を設け、満たない人はカットする。

これら以外にも色々と訴え続けては来たのですが、それで解ったことは、『周りの理解、賛同を得られない』って事ですかね(笑)
なにせ、自身の首すら切りかねない訳ですから。

雇用する側、される側の利害がある意味で一致しちゃっているのも問題なんだと思います。

そして今、私が猛反発した雇用、昇級制度が施行されて、モチベーション保つのが大変です(笑)
>葛木
10年後そのお仕事あるかしら(邪悪笑

>文無し
おっしゃりたいこと、私が言いたいことと全部同じです!

雇用の維持!ってのももちろんあるんですが、
努力が必要な形にしないと、それこそみんなでくいっぱぐれるんですが、
これだけ悪くなってきてる状況でそれがわかってない方多いんですよねー。困ったもんだ。