転職しないで給料を上げる方法

2021/ 07/ 03
                 
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無事におちんぎんがあがりましたのでドヤ顔でこんな記事を書いてみます。

 前回「転職したら給料が下がったふえーん」って記事を書いたのですが、その後査定で無事に給料を上げていただけました。年収換算で7桁円は上がったとは思いますが、残業込み賞与込みなので概算値ですし、もっというと残業してる時点で理由がどうあれダメです。前職と比べても相当上がってはいて、中流層の給与には届いてきたんですかね。中流って言葉の定義もよくわかりませんが。よって「上げる」に関しては一旦目標達成です。ただ「40までに1000万」は無理そうです。あと一年で上げるには相当厳しいものがあります。残念ではありますがそこそこやっていっておりますのでいいかなと考えています。また、こんなタイトルの記事を書いておいてではありますが、「気が向いたらすぐ転職できる」という状態にもなってきているので、会社とか業務以前に労働が嫌いな私にとってはとても気が楽です。
 前回の記事でもそんな話はしましたが、「転職したら年収が上がりました」というスタンスが私はあまり好きではないんですよね。その会社で上げる価値がないものを他の会社に行ったら上がる、という話の意味を絶対よく考えたほうがよいと思っています。転職した先にお金があるから給料は高く提示してもらえるのはあるのでしょうが、「なんで自分が雇ってもらえるのだろう」という視点を持っていないと歳をとったら詰むなと思っています。私ならジョブホッパーに管理職を含めた大事な仕事は任せませんので。

 自分の話に戻すと、会社としては過去前例のない待遇のあげ方だったとは聞いています。抜擢をして頂いてるのは感謝はしているのですが、給与に納得はしていないです。納得はしていないので、「納得できる給料っていくらだろう」って結構真剣に考えてみました。
 考えた結果、「仕事をしないで給料がいっぱいもらえたら、『納得した』としか言わないだろうな」ということに気がついてしまいました。某大手SIerさんの窓際族は何もせずに年収2000万がもらえていて「Windows2000」ってあだ名が付けられるって話をきいてますが、この状態が「納得ができる状態」なんでしょうね。2000万円は極論ですし私は何をどう転んでもそこの立場に入れるだけのものは持ち合わせていませんけど、これが「何もしなくても300万円年間でもらえる」であっても満足はするとは思います。
 なぜこんな話をするかというと、この話は「なぜ私の給料は過去上がらなかったのか」という話につながるからです。私の給料をあげなかった側にもいっぱい理由はあったと思っていて「技術が低かった」「仕事のやる気がなかった」「売上が出せてなかった」「ファッションセンスが壊滅してる」「顔がでかい」「態度がでかい」「足がくさい」「ちんちんがでかい」など書いていくとキリがないんですが、根っこは「私自身がお給料をあげてもらう気がなかった」という話だと考えています。そしてなんでなかったのかというと「仕事がふえるから」となります。

 前職にしても現職にしても給料が上がれば上がるほど業務のヘビーさが「見合わない」感じになってきます。現職に関してもおそらく現時点で既存メンバーと業務量でも成果でもスキルでも対数グラフがないと比較できないんじゃないかというレベルでぶっちぎってますが、給料は彼らと比較しても初期でも低かったですし現在も全然追いついていません。このあと、管理側に行ったら更にもう少し給料は上がりはしますが、他人のぶんの責任まで乗るので、更に見合わない感じになります。
 もうちょっというと、例えば「同じ会社で倍の利益を出したとして倍の給料をもらえるかどうか」という話がありまして、これはどこの会社でも基本的にはNOです。そういうことを要求するやつは結構な頻度で見ますが、口に出した瞬間バカ認定されて、二度とまともに交渉してもらえなくなります。体感だと利益を10倍出して2倍もらえたらかなりいい方かなと思います。「一人で仕事をしているわけではないから」とかあとは経営工学的な「8:2の法則」みたいな話もあるので、興味があるなら適当に調べてみてください。
 上記の話を踏まえると、「最小限のパフォーマンスを出して最低評価をもらい続ける」が短期フェーズだと最適行動になるんですよね。若い頃から私はその辺気がついていて、あんまりやる気がなかったんですよね、結局。ですので先程の「私自身があげてもらう気がなかった」という話に繋がります。周りをバカにしながらも自分自身があんまりやってなかったのは「頑張っても仕方ないじゃない」「評価されないことをやる必要もないじゃない」といったところですね。短期的にはこれは大正解なのですが、もちろん長期フェーズだとこの行動は不正解で「市場価値がなくなる」「理由が何であれ上げる気がないと上がらない」といった話がありますが、前述の短期フェーズの話とのギャップを考えた時に何にピントを合わせたらいいか私自身ちゃんとわかっておらず、「発言と行動がブレている人間」と周りからは評価されていたと思います。
 短期的長期的でいうと転職で年収アップ狙いする、のような行動も同じような話が言えて、短期的には「なにか目立つスキルを身に着けてさっさと抜け出す」という動きが最適解になるのですが、大体会社に重宝されるのは「人がやりたがらないことをやっていく」ですので、歳を取るとそのうちお願いされる仕事がなくなるんですよね。この辺も私が履き違えていて大失敗してました。

 やりたい業種の仕事につけていたり、結婚したり、といったところで私自身の考え方が大きく変わっているのはあります。結果、「お金をちゃんと使う」という考え方にシフトしていて、その中で、自分の給料も上げてもらえるような立ち回りを考えるようになっています。
 つまり、「やりたいことがあるならまずお金を稼ぐ」という考え方を最近するようにしています。最近誰かと話している時に言ったのですが、どうせ我々1000年もしたら誰にも覚えてもらっていないわけで、生きていようと死んでいようと社会的には大きな意味はないのです。そんな先の話をするまでもなく、例えばの話、私がどんなに会社で重要な仕事をしていたとしても、私がいなくなってこまるのはごく短い期間だけで、大きな観点で見るとそこまで影響はありません。ただそれはそれとして、自分のワガママとして色々やりたいことはあって、その場合は特別視してもらって達成するよりお金で解決するのが正しい流れだなと考えています。そういう意味でもどんなに苦しかろうが見合わなかろうが自分で稼ぐ必要があるというのが私の主張です。
 「自分は特別な人間で、そんな自分は特別な扱いをされるべきで、そうではない世の中(会社)がおかしいので社会を変える必要がある」のような寝言も最近は言わなくはなりました。もともと直接的にはそんなことは言ってませんが、お恥ずかしい話、そういう考え方はしていました。社会を変えるためには正義ではなく現金が必要なのです。正義なんてものは人によって価値観が異なる話ですし、価値観なんてものは多くの場合お金で変わります。

 私が言いたいことは要するに「お金がほしいなら利益をガンガン出して要求しましょう」という話になります。まあ最終的にお金はもらえないかもしれないのですが、転職前提ではなく自社からきちんと評価されてもらえるように組み立てて仕事をすると最終的に転職しなければならない事態に陥ったとしても特に困りません。
 ここまでの話について「利益を出せない部門もあるぞ!」って反論が来そうですし、私は間接部門にいたこともあるのでその論点は理解するのですが、企業は利益で動いているので、数字出せなかったら給与は取れません。間接部門の要求を企業が不用意に飲んだ場合、利益部門を逼迫してそこの人員がいなくなるので、会社はそこは譲歩してくれません。事業を考えて提案するくらいのことをやるか職種変えるか、あるいはその職種がメインの利益部門な会社に行くかですかね。

 個人的な話を最後に書くと、待遇上がったあと仕事が10倍は言い過ぎだとしても増えた給料の3倍ぶんくらいは増えていますが、もう少しがんばってみようと考えています。好材料としては今の立ち位置は「技術とドメインと営業と経営をちょっとずつ理解しているプロダクトオーナー」的なポジションを取れていることですね。将来を考えても「贅沢を言わず勉強をきちんとし続ければ」という条件付きですが、どこにいってもお賃金をある程度もらい続けられます。この立ち位置は自分の発達障害での弱点を他のメンバーにカバーしていただきやすいので狙って入りに行ってますが今のところはうまくいっています。バイネームで「今すぐうちに来い」を好条件で言っていただいたりもしておりますが、転職したいほどの不満はないのでもうしばらくは修行だと思って踏ん張ります。まあひたすら労働は嫌いなんですけども、やりたくないことをある程度はやるってことは大事ですしね。

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