優生学の今
2017/ 07/ 22よく燃えそうなタイトルを書いてみましたが、最近思うところがあるので。
優生学というと前世紀あたりに「劣等者の遺伝子をなくして民族を優秀にしよう」的な話で、
思想としては「悪い遺伝子を持った人間の繁殖能力をなくそう」ってやつですね。
ナチスが障碍者を大量に殺した話が有名でかつ叩かれますが、
アメリカも散々障碍者の断種をしたり、この優生学を人種差別に持ち込んだり、っていうのをやらかした経緯があります。
日本でも戦後の一時期そういった機運があったようで、強制断種が行われていたりします。
こうした経緯と現代の時代の変遷があって、今ではこの話題は割とタブーです。
私は結構重い発達持ちでむしろちんぽを狩られる側なのもあり、
あんまり気にしないでこういう話題をバンバン出してしまいますが、
最近色々見ていてちょっと気になることがありまして。
結論から言うとこのままいくとどこかの未来で富裕層と貧困層で集団の差が出るのではないかな、
と思っています。
数字を挙げて取り上げてみます。
日本ユニセフのデータを取り上げます。
日本の五歳未満死亡率は、出産の高齢化によるリスクが高まって来ているにも関わらず、漸減しており、
2015年で1000人あたり3人、つまり0.3%の超低率です。
対して死亡率1位のアフリカのアンゴラでは、優に15%の子供が5歳になる前に命を落とします。
つまり、日本ではアレルギーだろうが身体に難点があろうが、俺みたいに割と重い注意欠陥だろうが、
なんだかんだでかなり生き残ってしまう環境があるわけです。
対してアンゴラではちょっと何かあると死んじゃうという超ハードモードなわけです。
この状況が10世代くらいもし続いた場合、タフな遺伝子を持った人間が生き残るのではないか、と仮定しています。
統計的に明確に、母集団の差がつくのではないか、ということです。
もちろん、子供が死なないのはとても良いことですし、世界がすべてそうであるべきだと私は考えます。
ただ明確に環境の差が地域によってあるわけです。
これが集団の特性に差異をもたらすのではないか、と考えています。
この話を発展させたときに、もう一つ思い当たる可能性として、冒頭に述べた貧富の差による集団の変性です。
1.子供を死なせないためには十分な資金が必要
2.今後貧富の差が広がり政府からの公平な援助は受けられなくなる可能性がある。
3.情報の均質化が進んだことで、貧富の差をひっくり返すことはますます難しくなる
という前提を考えたときに(当然、この前提も真偽の考慮は必要ではあるが)
この状況が100年単位で長く続いた場合、
貧困層はよりタフになり、富裕層との差が出るのではないか、と考えています。
実験室レベルの話をすると、
ミジンコも環境を悪くして育てた場合、生命力の強い集団が出来上がります。
同じことが人類にも起こるのではないか、と私は考えます。
とはいえこの辺は実験するわけにもいかず、結果を見るころには私は確実に死んでいるわけで成果も見れないのですが、
あれこれつなぎ合わせるとこんな話になるんじゃないかなーと思い、今日は書いてみました。
そもそも、近親交配を繰り返した権力層が遺伝的に弱くなってる、って歴史の事例もありますよね。
優生学というと前世紀あたりに「劣等者の遺伝子をなくして民族を優秀にしよう」的な話で、
思想としては「悪い遺伝子を持った人間の繁殖能力をなくそう」ってやつですね。
ナチスが障碍者を大量に殺した話が有名でかつ叩かれますが、
アメリカも散々障碍者の断種をしたり、この優生学を人種差別に持ち込んだり、っていうのをやらかした経緯があります。
日本でも戦後の一時期そういった機運があったようで、強制断種が行われていたりします。
こうした経緯と現代の時代の変遷があって、今ではこの話題は割とタブーです。
私は結構重い発達持ちでむしろちんぽを狩られる側なのもあり、
あんまり気にしないでこういう話題をバンバン出してしまいますが、
最近色々見ていてちょっと気になることがありまして。
結論から言うとこのままいくとどこかの未来で富裕層と貧困層で集団の差が出るのではないかな、
と思っています。
数字を挙げて取り上げてみます。
日本ユニセフのデータを取り上げます。
日本の五歳未満死亡率は、出産の高齢化によるリスクが高まって来ているにも関わらず、漸減しており、
2015年で1000人あたり3人、つまり0.3%の超低率です。
対して死亡率1位のアフリカのアンゴラでは、優に15%の子供が5歳になる前に命を落とします。
つまり、日本ではアレルギーだろうが身体に難点があろうが、俺みたいに割と重い注意欠陥だろうが、
なんだかんだでかなり生き残ってしまう環境があるわけです。
対してアンゴラではちょっと何かあると死んじゃうという超ハードモードなわけです。
この状況が10世代くらいもし続いた場合、タフな遺伝子を持った人間が生き残るのではないか、と仮定しています。
統計的に明確に、母集団の差がつくのではないか、ということです。
もちろん、子供が死なないのはとても良いことですし、世界がすべてそうであるべきだと私は考えます。
ただ明確に環境の差が地域によってあるわけです。
これが集団の特性に差異をもたらすのではないか、と考えています。
この話を発展させたときに、もう一つ思い当たる可能性として、冒頭に述べた貧富の差による集団の変性です。
1.子供を死なせないためには十分な資金が必要
2.今後貧富の差が広がり政府からの公平な援助は受けられなくなる可能性がある。
3.情報の均質化が進んだことで、貧富の差をひっくり返すことはますます難しくなる
という前提を考えたときに(当然、この前提も真偽の考慮は必要ではあるが)
この状況が100年単位で長く続いた場合、
貧困層はよりタフになり、富裕層との差が出るのではないか、と考えています。
実験室レベルの話をすると、
ミジンコも環境を悪くして育てた場合、生命力の強い集団が出来上がります。
同じことが人類にも起こるのではないか、と私は考えます。
とはいえこの辺は実験するわけにもいかず、結果を見るころには私は確実に死んでいるわけで成果も見れないのですが、
あれこれつなぎ合わせるとこんな話になるんじゃないかなーと思い、今日は書いてみました。
そもそも、近親交配を繰り返した権力層が遺伝的に弱くなってる、って歴史の事例もありますよね。

コメント
2017-07-23 01:40 めめ
ゴキブリとかゾンビとか。
2017-07-23 01:53 名無しのエージェント
ちんぽ
現時点で生じてなくても将来的には強くなるかもしれない。
優生学の最大の欠点は将来的にどの遺伝子変異が優良な遺伝子かなんて誰にも予想できないことかと。
これが無いとすごく不自由な遺伝子なんだけど、将来的にこれが超強力なウイルスの標的になった場合、持ってない人のみが生き残るかもしれない。
生物の集団的な強さは遺伝子的な均一性ではなく多様性だと思う。よく言う強い種が生き残る訳ではなく、適応できる種が生き残れるとはそういうことなのです。
2017-07-23 07:45 二日酔い
ああ、確かに今日の話と感覚的に結びつく言葉使いですね。
>二日酔い
あーそうですね。
(ジャガイモ飢饉を思い出している
つまりつまりアーリア人が最強なんですよ!
(ジョークです
2017-07-23 12:08 めめ
2017-07-23 14:09 otsune
具体的には都道府県別の出生率と年収の相関性があるように見えてます。
ただこの話は環境的なファクター(待機児童問題や、実家の援助など)もある話なのと、相関関数出せてないので明記はしていませんでした。
2017-07-23 14:29 めめ
少なくとも病気・欠陥の遺伝子を出産前に除去する技術などが定着したら、間違いなく使用するかなと。
方や遺伝子操作した人類、方や自然淘汰された人類、すごい未来がまってそうですね
…
2017-07-29 00:49 774
あー、デザイナーベイビーはある程度実用化されてますからね
(ダウンの間引きとかは良し悪しはおいといて、金持ちで結構やられてるかと
今後ますますこの傾向は強まるんでしょうねー。
倫理ってものの意味がなくなってきてる気はします。
2017-07-29 01:33 めめ